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法規・許認可・基準

動物実験規制とは|表示・法規上の確認ポイントをわかりやすく解説

動物実験規制とは、化粧品や化粧品原料について、動物実験の実施・禁止・安全性評価・販売条件等に関係する国・地域ごとの制度の総称のことです。世界共通の単一ルールではありません。

更新日:2026年7月1日

定義と概要

動物実験規制とは、化粧品や化粧品原料について、動物実験の実施・禁止・安全性評価・販売条件等に関係する国・地域ごとの制度の総称のことです。世界共通の単一ルールではなく、国・地域により制度が異なります。

例えばEUには化粧品に関する動物実験・販売の禁止制度がある一方、米国FDAは化粧品を販売するための安全性確認として動物実験を一律に要求してはいません。ただし、米国でも製品安全性を裏付ける責任自体がなくなるわけではありません。この違いを踏まえても、「EUルール=世界共通」「米国で動物実験は全面禁止」「世界で化粧品の動物実験はすべて禁止」等へ一般化することはできません。

中国等その他の国・地域については、具体的な免除条件や対象商品を断定的に説明せず、対象国・地域の現行制度を個別に確認する構造とします。

動物実験規制(法律・規則・制度)、ヴィーガン認証(民間認証等の基準)、cruelty-free/not tested on animals(表示・訴求)は、それぞれ異なる概念であり、同義ではありません。

「完成品を自社で動物実験していない」ことだけで、原料、原料供給者、委託試験、過去の試験、輸出先での規制対応まで一律に同じ状態だとは限りません。

米FDAは「Cruelty Free」「Not Tested on Animals」について、米国でこれらの語に法的定義がないことも案内しています。ただしこれは米国についての説明であり、世界全体へ一般化するものではありません。

化粧品OEMではどう関係する?

化粧品OEMでは、輸出先・販売先の国・地域ごとに、動物実験に関する規制、安全性評価の要求、表示・claimsの扱いを個別に確認します。化粧品輸出規制とも関連する事項です。

OEM会社へ依頼しただけで、動物実験に関する表示根拠が自動的に成立するわけではありません。原料、原料供給者、委託試験機関等を含めたサプライチェーン全体の状況を確認する必要があります。

実務で確認したいポイント

  • 対象国・地域動物実験規制は国・地域ごとに異なるため、対象となる国・地域を特定します。
  • 製品・原料と規制対象完成品と原料のどちらが規制対象になるかを確認します。
  • 安全性評価との関係動物実験の有無と、安全性評価・裏付け責任との関係を確認します。
  • 表示・認証との切り分け動物実験規制と、ヴィーガン認証やcruelty-free表示との違いを整理します。

次に確認したいこと

混同しやすい点・注意点

  • 世界共通の一つの動物実験規制ではありません。
  • EUの禁止制度を、他国へそのまま当てはめられるわけではありません。
  • 米FDAが、動物実験を一律必須としているわけではありません。
  • 動物実験を行わないことと、安全性確認が不要であることは同じではありません。
  • 動物実験規制とヴィーガン認証は、同義ではありません。
  • 「cruelty-free」「not tested on animals」という表示と、法規適合は同じものではありません。
  • 完成品を動物実験していないことだけで、原料・サプライチェーン全体について同じ主張ができるとは限りません。
  • OEM会社へ依頼しただけで、動物実験に関する表示根拠が自動的に成立するわけではありません。

出典・参考

本ページは化粧品OEMに関する一般的な情報提供を目的としており、個別製品の効果・効能を保証するものではありません。
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