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法規・許認可・基準 (製造物責任法)

PL法(製造物責任法)とは|表示・法規上の確認ポイントをわかりやすく解説

PL法(製造物責任法)とは、製造物の欠陥によって人の生命、身体または財産に損害が生じた場合の、製造業者等の損害賠償責任を定める法律です。

更新日:2026年7月1日

定義と概要

PL法でいう欠陥とは、製造物が通常有すべき安全性を欠いていることを指します。単に故障した、不具合があった、期待した性能が出なかったという事実だけで、直ちにPL法上の欠陥と決まるものではありません。

法律上の製造業者等には、製造・加工・輸入した者や、一定の表示をした者などが含まれます。販売に関わった会社すべてが自動的に責任主体になるわけではなく、個別案件で誰が責任を負うかは具体的な事実関係に基づいて判断されます。

PL法は製造物責任を定める法律です。これに対して化粧品PL保険は、製造物責任に関する損害賠償リスクに備える保険です。保険への加入と、PL法上の責任の有無は同じ意味ではありません。

化粧品OEMではどう関係する?

化粧品OEMでは、製品仕様、安全性に関する確認、注意表示や使用方法を整理し、製造記録や検査記録をロットと紐づけて保管することが重要です。事故や不具合が発生した場合の連絡、調査、回収などの対応手順も、関係者間で事前に確認します。

委託者と製造者の役割、補償、対応範囲は、契約や仕様書などで整理します。ただし、企業間契約で定める役割分担と法令上の責任は同じものではなく、契約によってPL法上の責任を自由に変更できるという意味ではありません。

実務で確認したいポイント

  • 製品仕様と安全性製品が通常有すべき安全性を考えるため、仕様、原料、製造条件、想定する使用方法を整理します。
  • 記録と追跡製造記録や検査記録を製品ロットと紐づけ、事故や不具合の発生時に確認できる状態にします。
  • 表示・使用方法通常予見される使用方法を踏まえ、注意表示や使用方法が製品の安全性に関する情報として適切かを確認します。
  • 役割分担と対応事故や不具合が起きた場合の連絡、調査、回収などについて、関係者の実務上の役割と対応範囲を整理します。

次に確認したいこと

混同しやすい点・注意点

  • 故障、不具合、期待した性能が出ないことだけを、そのままPL法上の欠陥と定義することはできません。
  • 販売に関わった会社すべてが自動的にPL法上の責任主体になるわけではなく、個別案件の責任主体を一律に断定することはできません。
  • 注意表示があれば責任を免れる、または注意表示に不備があれば必ず責任が生じるとは限りません。
  • 法令上の責任、企業間契約による役割分担、PL保険による補償は、それぞれ区別して確認します。

出典・参考

本ページは化粧品OEMに関する一般的な情報提供を目的としており、個別製品の効果・効能を保証するものではありません。
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