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パーソナライズコスメとは|市場・販売戦略の確認ポイントをわかりやすく解説

パーソナライズコスメとは、利用者の肌の状態や好み、回答・評価結果などの情報をもとに、商品や使い方などを個別に提案する考え方を取り入れた化粧品のことです。一人ごとにゼロから異なる処方を製造する商品だけを指す言葉ではありません。

更新日:2026年7月1日

定義と概要

パーソナライズコスメとは、利用者の肌の状態、好み、使用目的、質問への回答内容、測定・評価結果等の情報をもとに、商品、種類、組み合わせ、使用方法等を個別に提案・選択する考え方を取り入れた化粧品のことです。

パーソナライズの方法には、複数の商品の中から適したものを提案する、複数のタイプから選んでもらう、組み合わせを変える、使用方法を提案するなど、さまざまな形があり得ます。すべてのパーソナライズコスメが同じ方法を採用しているわけではなく、どの部分を個別化するかは商品・サービスの設計によって異なります。

パーソナライズコスメは、利用者一人ひとりについて毎回異なる処方をゼロから製造する商品だけを指す言葉ではありません。あらかじめ用意された複数の商品やタイプの中から適したものを案内する仕組みも、パーソナライズコスメに含まれ得ます。

パーソナライズコスメで使われる「診断」「評価」等の言葉は、質問への回答、自己申告、肌状態の測定、嗜好の確認など、商品の提案・選択のための情報収集を指すものであり、医師による診断や疾患の判定、治療の判断とは異なります。

パーソナライズコスメは、D2Cコスメとも同じ意味ではありません。D2Cコスメはブランドが消費者との販売・顧客接点を直接持つ販売モデルを指す言葉であり、パーソナライズコスメは利用者ごとの情報をもとに商品や使用方法等を個別提案する考え方です。D2Cブランドがパーソナライズサービスを提供する場合もありますが、D2C=パーソナライズコスメという意味ではありません。

化粧品OEMではどう関係する?

OEM実務では、まず何をパーソナライズするのかを整理します。商品選択、複数タイプの用意、組み合わせ、処方のバリエーション、使用方法や提案内容の個別化など、対象は企画によって異なります。

そのうえで、SKU数、処方、容器、表示、製造数量、在庫、追加製造、サービス側の選択・提案方法などとの整合を確認します。個別受注ごとに一本ずつ製造できるかどうかは案件ごとに確認する事項であり、化粧品OEMでは、実現方式を企画内容と製造条件に応じて検討します。

実務で確認したいポイント

  • 個別化する対象商品選択、タイプ、組み合わせ、使用方法など、何を個別化するのかを整理します。
  • 提案に使う情報質問への回答、自己申告、肌状態の測定、嗜好の確認など、どの情報をもとに提案するかを整理します。取得する情報の取扱いも確認します。
  • 商品・SKU設計複数タイプを用意する、組み合わせを変えるなど、提案方法に応じた商品・SKU構成を検討します。
  • 製造・在庫との整合SKU数や処方のバリエーションが、製造数量や在庫、追加製造の考え方と整合しているかを確認します。

次に確認したいこと

混同しやすい点・注意点

  • パーソナライズコスメは、一人ごとに完全にオーダーメイドの処方を製造する商品だけを指す言葉ではありません。
  • パーソナライズコスメで使われる診断・評価は、医師による診断や疾患の判定とは異なります。
  • 個別に提案された商品であっても、必ず肌に合う、効果が高まるといったことを保証するものではありません。
  • パーソナライズコスメは、AIやアルゴリズムの利用を必須条件とする言葉ではありません。
  • 個別に提案された商品であっても、通常認められていない効能・効果を個別ユーザーに対して自由に説明できるわけではありません。
本ページは化粧品OEMに関する一般的な情報提供を目的としており、個別製品の効果・効能を保証するものではありません。
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