東京営業所
業界・市場動向

クリーンビューティーとは|市場・販売戦略の確認ポイントをわかりやすく解説

クリーンビューティーとは、成分選定、透明性、環境配慮などを重視する美容分野の考え方・トレンドを表す呼称です。業界・ブランドを横断した統一の基準がある言葉ではありません。

更新日:2026年7月1日

定義と概要

クリーンビューティーとは、成分選定、情報の透明性、環境への配慮などを重視する美容分野の考え方・トレンドを表す呼称です。

クリーンビューティーには、業界・国・ブランド・小売事業者を横断した一つの統一定義や、一律の成分基準があるわけではありません。「クリーン」という言葉が何を指すかは、ブランドや事業者によって異なり得ます。

クリーンビューティーは、ナチュラルコスメやオーガニックコスメと完全に同じ意味の言葉ではありません。これらが関連して語られる場合はありますが、オーガニック原料を使用しているからといって、自動的にクリーンビューティーに該当するわけではありません。また、原料が天然由来であることが、そのまま安全性や品質を意味するものでもなく、天然成分だから安全、合成成分だから危険と一律に判断することはできません。

クリーンビューティーを標榜する場合、成分選定、透明性、環境配慮などのうち、どの要素をどのように重視するのかをブランドとして具体化する必要があります。すべての要素を同じように扱う言葉ではありません。

クリーンビューティーは、パーソナライズコスメD2Cコスメとも同じ意味ではありません。パーソナライズコスメは利用者ごとの情報に基づく個別提案の考え方、D2Cコスメはブランドと消費者との販売・顧客接点を軸としたモデルを指す言葉であり、クリーンビューティーは商品づくりにおける価値観や考え方・トレンドを表す呼称です。

化粧品OEMではどう関係する?

OEM実務では、まずこのブランドで何をもってクリーンビューティーとするのかを具体化することが中心になります。重視する価値、原料・成分選定の方針、避けたい原料があるか、情報公開の方針、環境配慮として何を行うか、容器・包装の方針、商品として何を訴求するかなどを整理します。

そのうえで、処方、原料調達、容器、包装、表示、製造条件、コスト、スケジュールなどとの整合を確認します。特定のクリーン基準や禁止成分リストを一律に設けているわけではなく、化粧品OEMでは、ブランドが整理した方針に沿って個別に検討します。

実務で確認したいポイント

  • ブランドとしての基準「クリーン」として何を重視するのか、ブランドとしての考え方を整理します。
  • 原料・成分選定採用する原料や成分の選定方針を整理します。天然・合成という区分だけで安全性を判断せず、実際の処方・仕様に応じて確認します。
  • 透明性・情報提供成分や原料選定の考え方、環境配慮の取り組みなど、何をどこまで説明するかを整理します。
  • 環境配慮・商品仕様容器、包装、原料選定、製造、物流などで環境配慮として何を行うかを、商品仕様と合わせて検討します。

次に確認したいこと

混同しやすい点・注意点

  • クリーンビューティーには、業界・ブランドを横断した統一の基準があるわけではありません。
  • オーガニックや天然由来の原料を使用しているからといって、必ずクリーンビューティーに該当するとは限りません。
  • 天然成分だから安全、合成成分だから危険と一律に判断することはできません。
  • クリーンビューティーという呼称だけで、低刺激や安全性、環境負荷の低さなどが保証されるものではありません。
  • 特定の成分を使用していないことだけで、製品全体の優位性や安全性が保証されるものではありません。
本ページは化粧品OEMに関する一般的な情報提供を目的としており、個別製品の効果・効能を保証するものではありません。
無料OEM相談はこちら