容器・パッケージ・賦形
容器・キャップ・ラベル等の仕様の記録
包材仕様書とは
包材仕様書とは、容器、キャップ、中栓、ラベル、箱などの包材について、材質、寸法、色、表示、受入れの条件などを定めた文書です。
更新日:2026年10月28日
定義と概要
記載する項目の例は、包材ごとの品名・品番、図面番号と版、材質、寸法・公差、容量、印刷・表示内容、外観の判定基準、検査方法、限度見本などです。必要な項目は包材の種類によって異なります。納入先、納期、価格などの取引条件は包材仕様と関連しますが、発注書や取引条件書で別に管理する場合があります。
仕様書には、製品の仕様を定めるもの、原料や包材、工程ごとに定めるものなど、対象に応じた種類があります。包材仕様書は、そのうち容器・キャップ・ラベルなどの包材を対象にした仕様書です。容器資材は包材そのものを指す言葉で、容器・包材支給は委託元が包材を用意して渡す取引形態を指します。
化粧品OEMではどう関係する?
OEMでは、包材の仕様は充填や包装の工程、検査、保管に直結します。キャップ・中栓の組合せ、口部の寸法、容量の許容差、ラベルの貼付位置などが合わないと、充填や締付けの条件が決まりません。仕様書は工場と包材メーカーの両方が参照できる形で共有します。
たとえば同じ容量の別容器へ変更する場合でも、口部の寸法やキャップとの組合せが違えば、充填・締付け・漏れに関する評価が必要になることがあります。図面の版、承認済みサンプル、容器と内容物の適合性試験の要否、受入れ時の検査基準を、委託元・包材メーカー・工場で突き合わせてから手配します。Q美ワールドへの相談では、候補包材の図面と現物サンプル、内容物の性状、希望する変更点、包材支給か調達委託かを共有してください。
実務で確認したいポイント
- 寸法と公差口部、容量、高さ、キャップの内径などの寸法と許容差を確認します。充填機や漏れ試験の条件に関係します。
- 材質と内容物との相性内容物との適合性は容器適合性試験などで確認します。仕様書の材質だけでは判断できません。
- 表示と外観基準印刷・ラベルの記載内容、外観の許容範囲、限度見本の有無を整理します。
次に確認したいこと
混同しやすい点・注意点
- 包材仕様書があっても、実際の納入品が仕様どおりであるとは限りません。受入時の確認方法を取り決め、ロットごとの変更があれば連絡する取決めを確認します。
- 表示内容には法令や表示ルールの確認が必要です。ラベルや箱の記載は、製造販売元と専門家に確認してください。
関連用語
本ページは化粧品OEMに関する一般的な情報提供を目的としており、個別製品の効果・効能を保証するものではありません。