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パッチテストとは|試験・評価の確認ポイントをわかりやすく解説

パッチテストとは、皮膚に製品を一定時間接触させ、刺激や反応の有無を確認する試験のことです。パッチテストという名称だけでは、試験目的や方法、接触条件、評価対象が完全に一意になるとは限りません。

更新日:2026年7月1日

定義と概要

パッチテストとは、皮膚に製品を一定時間接触させ、刺激や反応の有無を確認する試験のことです。試料を皮膚へ一定の条件で接触させ、接触部位に生じる皮膚反応を観察・評価します。

パッチテストという名称だけでは、試験目的、方法、接触条件、評価対象が完全に一意とは限りません。化粧品評価では、皮膚刺激等を確認する目的で用いられる場合があるという一般的な位置づけで扱います。

パッチテストは、アレルギーテストと関係する場合がありますが、両者は同じものではありません。パッチテストは皮膚へ試料を接触させて反応を観察する試験方法・評価方法を指し、アレルギーテストはアレルギー性反応の可能性を評価する目的・概念を指します。パッチテストをしたことが、必ずアレルギーテストを意味するわけではありません。

化粧品OEMではどう関係する?

化粧品OEMでは、どの試験を実施するか、どの段階で実施するか、誰が試験を手配するか、結果を製品評価へどう使うかなどを、製品特性や使用方法、使用部位、確認目的を踏まえて整理します。表示へ利用する場合は、表示内容と実施した試験の目的・方法・結果が対応しているかをあわせて確認します。

パッチテストで確認する皮膚反応の評価は、官能評価とは異なり、香りや感触などの使用感ではなく、安全性評価の観点から皮膚反応等を確認するものです。試験結果は、処方設計や原料、使用方法など、その他必要な安全性・品質情報と合わせた判断材料のひとつとして扱います。

実務で確認したいポイント

  • 接触させる対象皮膚へ接触させる製品や試料を明確にします。対象や範囲は、確認したい内容や製品特性によって検討します。
  • 接触・観察条件接触部位、接触条件、観察のタイミングなどを試験前に整理します。具体的な接触時間や被験者人数は目的に応じて検討するものであり、一律に固定されるものではありません。
  • 皮膚反応の評価接触部位に生じる赤みなどの皮膚反応を、所定の条件のもとで観察・評価します。医学的な診断方法の詳細や皮膚疾患の診断フローには踏み込みません。
  • 結果の利用範囲結果は、設定した条件と対象者の範囲で得られたものとして扱います。単一の結果だけで製品安全性全体や量産可否を決めるものではありません。

次に確認したいこと

混同しやすい点・注意点

  • パッチテストで反応が確認されなかったことは、すべての人に将来にわたって反応が起こらないことを保証するものではありません。
  • パッチテストは医学的なアレルギー診断と同義ではなく、化粧品OEMにおける製品評価の一環として行う確認です。
  • パッチテストとアレルギーテストは関係する場合がありますが、常に同一の試験を指すわけではありません。
  • 接触時間や被験者人数などを、根拠なく固定して説明するものではありません。
  • 一度のパッチテスト結果だけで、製品安全性全体や量産可否を決定するものではありません。
本ページは化粧品OEMに関する一般的な情報提供を目的としており、個別製品の効果・効能を保証するものではありません。
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